皮膚や粘膜の組織が増殖してできるのではといわれてます。膣前庭(膣〜クリトリスにかけての小陰唇の内側部分)や膣にツブツブができます。膣前庭乳頭症はSTDである尖圭コンジローマと誤診されることもあります。医師より必要のない治療をされて心身とも疲れてしまう患者さんも多いようです。性行為により感染するSTD(性感染症)ではなく、生理現象ですので治療の必要はありません。
このような誤診を避ける意味でも、尖圭コンジローマと膣前庭乳頭症の特徴をよくつかんでおくことも重要です。
>> 尖圭コンジローマとは
◆膣前庭乳頭症と尖圭コンジローマの特徴と違い
1)発生場所
・ 膣前庭乳頭症: 膣口周囲〜小陰唇内側にかけて左右対称に多発、密集する。
・ 尖圭コンジローマ: 非対称性に発生、まばらにできる。
2)大きさと形状
・ 膣前庭乳頭症: 直径1ミリ前後、長さ2〜3ミリ程度、大きさはほぼ均一。
・ 尖圭コンジローマ: 大きさは大小さまざまで不統一です。
3)色
・ 膣前庭乳頭症: 表面の色は正常な色で、周囲の色と変わらない。
・ 尖圭コンジローマ: 表面の色は正常な粘膜の色と異なる。
4)痛み・かゆみ
・ 膣前庭乳頭症: 痛みやかゆみを伴うことがある。
・ 尖圭コンジローマ: 痛みやかゆみはなし。
5)変化
・ 膣前庭乳頭症: 生理周期(ホルモンバランス)により形や大きさ・数に微妙な変化あり。
・ 尖圭コンジローマ: 放置するとどんどん増殖し、大きくなる。
◆性行為の経験ない方
性行為の経験の全くない方が尖圭コンジローマになる可能性は非常に低いと思われます。尖圭コンジローマの大部分は性行為及びそれに類する行為により感染します。尖圭コンジローマによく似た症状がある場合は、フォアダイス・真珠様陰茎小丘疹・膣前庭乳頭症などの可能性についてもお考えください。
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