クラミジア・性病の症状、検査、治療について解説。クラミジアが最近激増しています。性病の悩みQ&A、性病掲示板も併設。あなたのクラミジア・性病の症状の不安を解消して、予防・対策にお役立てください。

性病トピックス

クラミジアから不妊も(不妊の体験)

「まさか不妊になるなんて……」
東京都のA子さん(36)は、悔しい気持ちを隠しきれない。不妊の原因は、クラミジア。症状がないことも多く、感染者は20歳代を中心に100万人とも言われる最もありふれた性感染症だ。
25歳ごろから、時々、下腹部が痛み、寝込んでしまうこともあった。自然に治まるのでそのままにしていたが、症状が重くなってきた30歳の時、都内の大学病院産婦人科を受診した。
クラミジアが子宮の奥に侵入し、腹膜炎を起こしていることがわかった。

さらに炎症は卵巣から子宮へと卵子を運ぶ卵管にも広がり、卵管が詰まり不妊症にもなっていた。
クラミジアは、感染1〜3週間後、女性はおりものの増加や下腹部痛、性交痛、男性は軽い排尿痛、かゆみ、陰のうの腫れが現れる場合がある。しかし、女性の7割、男性の5割が無症状なので、自覚しないまま性交渉の相手にうつしていることが多い。
10年前に比べて2倍近くに増え、女性が男性より多い。原因となる微生物は尿道や膣(ちつ)などに住みつくので、コンドームを使えば感染しない。

A子さんは、抗菌薬を1週間服用し、クラミジアがいなくなったことが確認された。しかし、組織が傷んだA子さんの卵管が機能を取り戻すのは難しい。「性感染症は早く治さなければいけないんですね」と思いを込める。
男性も感染が放置されると精巣周辺に炎症が広がり、子供ができにくくなることがある。その怖さが理解されないまま、クラミジア感染は若者の間にまん延している。
旭川医大の研究グループが、ある県の高校生男女約3000人を対象にクラミジア感染の有無を調べたところ、男子生徒が7・3%、女子生徒は13・9%も感染していた。いずれも自覚症状はなかった。
このような現状を受けて東京都は今年度、都立高校に産婦人科医を定期的に派遣するモデル事業を始めた。教師に性教育の仕方を指導したり、生徒の性の悩みに応えたりするためだ。
派遣医師の一人、産婦人科「東(あずま)クリニック」(東京都渋谷区)院長の東哲徳(てつのり)さんは「高校3年生の性交経験率が4割に達する現在、学校でも、性感染症について教えないと、感染者数の増加に歯止めがかからない」と危機感を募らせる。

若者が開放的になる夏本番を前に、増え続ける性感染症の現状を報告する。
〈性器クラミジアの検査〉女性は膣内に綿棒を入れて分泌液を採取し、男性は尿を取り、それを遺伝子検査で調べる。女性は婦人科、男性は泌尿器科。保険で受けられる。約5日後に結果が出る。

もしかして性病?心配なまま放っていませんか?
◆性病検査 STDチェッカー◆ はプライバシー対策万全の在宅検査キットです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
引用;読売新聞 2005年7月5日(火)記事より


クラミジアから不妊も(不妊の体験)

「まさか不妊になるなんて……」
東京都のA子さん(36)は、悔しい気持ちを隠しきれない。不妊の原因は、クラミジア。症状がないことも多く、感染者は20歳代を中心に100万人とも言われる最もありふれた性感染症だ。
25歳ごろから、時々、下腹部が痛み、寝込んでしまうこともあった。自然に治まるのでそのままにしていたが、症状が重くなってきた30歳の時、都内の大学病院産婦人科を受診した。
クラミジアが子宮の奥に侵入し、腹膜炎を起こしていることがわかった。

さらに炎症は卵巣から子宮へと卵子を運ぶ卵管にも広がり、卵管が詰まり不妊症にもなっていた。
クラミジアは、感染1〜3週間後、女性はおりものの増加や下腹部痛、性交痛、男性は軽い排尿痛、かゆみ、陰のうの腫れが現れる場合がある。しかし、女性の7割、男性の5割が無症状なので、自覚しないまま性交渉の相手にうつしていることが多い。
10年前に比べて2倍近くに増え、女性が男性より多い。原因となる微生物は尿道や膣(ちつ)などに住みつくので、コンドームを使えば感染しない。

A子さんは、抗菌薬を1週間服用し、クラミジアがいなくなったことが確認された。しかし、組織が傷んだA子さんの卵管が機能を取り戻すのは難しい。「性感染症は早く治さなければいけないんですね」と思いを込める。
男性も感染が放置されると精巣周辺に炎症が広がり、子供ができにくくなることがある。その怖さが理解されないまま、クラミジア感染は若者の間にまん延している。
旭川医大の研究グループが、ある県の高校生男女約3000人を対象にクラミジア感染の有無を調べたところ、男子生徒が7・3%、女子生徒は13・9%も感染していた。いずれも自覚症状はなかった。
このような現状を受けて東京都は今年度、都立高校に産婦人科医を定期的に派遣するモデル事業を始めた。教師に性教育の仕方を指導したり、生徒の性の悩みに応えたりするためだ。
派遣医師の一人、産婦人科「東(あずま)クリニック」(東京都渋谷区)院長の東哲徳(てつのり)さんは「高校3年生の性交経験率が4割に達する現在、学校でも、性感染症について教えないと、感染者数の増加に歯止めがかからない」と危機感を募らせる。

若者が開放的になる夏本番を前に、増え続ける性感染症の現状を報告する。
〈性器クラミジアの検査〉女性は膣内に綿棒を入れて分泌液を採取し、男性は尿を取り、それを遺伝子検査で調べる。女性は婦人科、男性は泌尿器科。保険で受けられる。約5日後に結果が出る。

もしかして性病?心配なまま放っていませんか?
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引用;読売新聞 2005年7月5日(火)記事より


カンジダがなかなか治らない、再発する・・・悩んでませんか

カンジダによるおりものや性器のかゆみで悩んでいる方が増えています。今回は性器カンジダ症について解説します。 性器カンジダ症は治療後に、膣や外性器に症状が再びでてきて再発するケースがよくあります。さらに治療してもなかなか症状が改善しないケースもあるようです。

◆性器カンジダ症とは
性器カンジダ症は女性器の感染症として日常頻繁に見られるもので、真菌(カビの一種)であるカンジダによって起こる性器の感染症です。アメリカでは約75%の女性が少なくとも一度は感染し、そのうち約40%が再発を経験するといいます。

◆性器カンジダ症の原因
成人女性の約15%、妊婦の20%以上の膣内にカンジダが存在しているといいます。カンジダは、人の口の中や腸管、皮膚、膣内などにもともと存在していることが多く、発症の原因になります。普通カンジダは人体に害を与えませんが、ストレスや抗生物質の服用など何らかの要因により膣内で異常増殖することで症状がでてきます。

下記が性器カンジダ症をひきおこす要因として代表的なものです。

○身体にかかわる要因
月経、妊娠、糖尿病、薬の使用(抗生物質・ピル・ステロイドホルモン・抗がん剤) 、免疫不全(免疫抑制剤の使用)

○性器周辺の要因
不潔・多汗、通気性の悪い下着、性行為、おりものシート使用による蒸(む)れ、刺激の強い洗浄剤の使用、膣洗浄器(ビデ)の使いすぎ、ステロイド外用剤の濫用、肥満、

※性行為を性器カンジダ症をひきおこす要因の中にいれてますが、全体の中で性行為による割合は5%程度と低く、性器カンジダ症は通常、性感染症には含まれていません。

◆性器カンジダ症の症状
女性のケース
・性器および性器周辺のヒリヒリとした痛み、かゆみ
・皮膚が赤くなる炎症
・白いヨーグルト状や酒粕(さけかす)状のおりものなど

◆性器カンジダ症の診断と治療
性器カンジダは検査結果が陽性(カンジダを保有している)であっても、症状がなければ治療する必要はないとされてます。

治療は、カンジダの症状が確認でき、検査においてカンジダが検出された場合におこなわれます。カンジダの検出は女性の膣内において、非妊婦で15%程度、妊婦では20%以上といいます。そのうち実際治療が必要な人(症状も認められる人)は、非妊婦で約35%、妊婦で約15〜30%程度といわれてます。

◆性器カンジダ症の診断
性器カンジダ症はトリコモナス膣炎や細菌性膣症などと見分けるために、顕微鏡による検査物観察(鏡検)、検査物の培養、性器および性器周辺の炎症の確認、膣内のPH(ペーハー)測定、膣内のおりもの状態や炎症の確認、かゆみやおりもの増加などの自覚症状を確認する問診、などの結果を総合的に判断して診断されます。

注;鏡検や培養をおこなう検査物⇒性器の病変部分から採取した検査物や膣内容物

◆性器カンジダ症の治療
治療のための一般的な注意としては、性器を清潔に保つこと、刺激性石けんの使用禁止、通気性のよい下着の使用、症状が有る場合は性行為を避けること、などがあります。

【治療薬】
膣錠、膣坐薬、軟膏、クリーム、経口錠(飲み薬)など

一般的な治療としては、毎日通院して膣内洗浄と膣錠か膣坐薬の挿入をおこないます。

【膣錠、膣坐薬】⇒イミダゾール系の抗真菌薬を使用
・エンペシド膣錠
・フロリード
・アデスタンG100
・オキナゾールV100など

約1週間の治療を行って効果を判定、もし効果が不十分な場合は、追加治療も検討します。毎日の通院が困難な場合は、週1回の通院による膣内洗浄と膣錠か膣坐薬の挿入ですむ治療方法もあります。

治療効果は連日治療する方法のほうがやや優れています。これらの膣錠、膣坐薬による治療とともに、軟膏やクリーム(エンペシドクリーム、フロリードD、パラベールクリーム、アデスタンクリーム、オキナゾールクリームなど)を1日2〜3回患部に塗ります。

1〜2週間の治療により85〜95%は治るとされています。治療により、かゆみやおりものなどの症状がなくなれば治療終了となります。この場合、カンジダが完全に消失する場合もありますが、カンジダがなお少数存在しているケースも含まれています。

◆治りにくく、再発を繰り返す性器カンジダ症
 治療してもなかなか症状が改善されない場合や再発を繰り返す場合には、以下ポイントを考慮する必要があります。

1)治療薬の変更
カンジダには種類が何種類かあるので、再発を繰り返す場合は初回治療薬と異なる薬に変更してみることも必要です。

2)性器カンジダ症を引き起こす要因の除去
セックスパートナーの男性の陰茎に、抗真菌剤の塗布が有効なケースもあります。
抗生物質、ステロイド剤、ピル、糖尿病、通気性の悪い下着、刺激の強い洗浄剤の使用、膣洗浄器(ビデ)の使いすぎ、などの要因除去を検討します。

3)自己感染の防止
治療により膣内のカンジダが一時的に消失しても、自分の腸管などにもともと存在するカンジダが肛門から膣内に侵入という感染経路により、新たに膣へ感染することが再発の原因であるという説もあります。この場合、抗真菌薬の経口剤(ファンギゾン内服錠などの飲み薬)を服用します。

>>性器カンジダ症を検査するなら自宅で簡単、匿名検査(女性用)

◆男性の性器カンジダ症
男性の場合には性器にカンジダを保有していても、症状のでることは少ないといいます。(90%は症状がでない)

○症状がでるケース
包茎、糖尿病、ステロイド剤などが要因で、亀頭包皮炎になる場合があります。症状としては、亀頭や包皮に赤むけのような発疹があらわれ、かゆみや痛みを伴うこともあります。白い苔状のものが見られる場合もあります。軽い尿道炎をひきおこすこともあります。

検査は、亀頭冠状溝(通称カリと呼ばれる部分)あるいはその周囲を綿棒でこすって採取した検査物を培養します。しかし検査の信頼性は低く、感染していても陰性の結果になりやすいといいます。治療は性器を清潔に保ち、抗真菌薬の軟膏やクリームを塗ります。

>> 性器カンジダ症とは
>> 膣トリコモナス症とは
>> 亀頭包皮炎とは
>> 外陰炎とは
>> 細菌性膣症とは


カンジダがなかなか治らない、再発する・・・悩んでませんか

カンジダによるおりものや性器のかゆみで悩んでいる方が増えています。今回は性器カンジダ症について解説します。 性器カンジダ症は治療後に、膣や外性器に症状が再びでてきて再発するケースがよくあります。さらに治療してもなかなか症状が改善しないケースもあるようです。

◆性器カンジダ症とは
性器カンジダ症は女性器の感染症として日常頻繁に見られるもので、真菌(カビの一種)であるカンジダによって起こる性器の感染症です。アメリカでは約75%の女性が少なくとも一度は感染し、そのうち約40%が再発を経験するといいます。

◆性器カンジダ症の原因
成人女性の約15%、妊婦の20%以上の膣内にカンジダが存在しているといいます。カンジダは、人の口の中や腸管、皮膚、膣内などにもともと存在していることが多く、発症の原因になります。普通カンジダは人体に害を与えませんが、ストレスや抗生物質の服用など何らかの要因により膣内で異常増殖することで症状がでてきます。

下記が性器カンジダ症をひきおこす要因として代表的なものです。

○身体にかかわる要因
月経、妊娠、糖尿病、薬の使用(抗生物質・ピル・ステロイドホルモン・抗がん剤) 、免疫不全(免疫抑制剤の使用)

○性器周辺の要因
不潔・多汗、通気性の悪い下着、性行為、おりものシート使用による蒸(む)れ、刺激の強い洗浄剤の使用、膣洗浄器(ビデ)の使いすぎ、ステロイド外用剤の濫用、肥満、

※性行為を性器カンジダ症をひきおこす要因の中にいれてますが、全体の中で性行為による割合は5%程度と低く、性器カンジダ症は通常、性感染症には含まれていません。

◆性器カンジダ症の症状
女性のケース
・性器および性器周辺のヒリヒリとした痛み、かゆみ
・皮膚が赤くなる炎症
・白いヨーグルト状や酒粕(さけかす)状のおりものなど

◆性器カンジダ症の診断と治療
性器カンジダは検査結果が陽性(カンジダを保有している)であっても、症状がなければ治療する必要はないとされてます。

治療は、カンジダの症状が確認でき、検査においてカンジダが検出された場合におこなわれます。カンジダの検出は女性の膣内において、非妊婦で15%程度、妊婦では20%以上といいます。そのうち実際治療が必要な人(症状も認められる人)は、非妊婦で約35%、妊婦で約15〜30%程度といわれてます。

◆性器カンジダ症の診断
性器カンジダ症はトリコモナス膣炎や細菌性膣症などと見分けるために、顕微鏡による検査物観察(鏡検)、検査物の培養、性器および性器周辺の炎症の確認、膣内のPH(ペーハー)測定、膣内のおりもの状態や炎症の確認、かゆみやおりもの増加などの自覚症状を確認する問診、などの結果を総合的に判断して診断されます。

注;鏡検や培養をおこなう検査物⇒性器の病変部分から採取した検査物や膣内容物

◆性器カンジダ症の治療
治療のための一般的な注意としては、性器を清潔に保つこと、刺激性石けんの使用禁止、通気性のよい下着の使用、症状が有る場合は性行為を避けること、などがあります。

【治療薬】
膣錠、膣坐薬、軟膏、クリーム、経口錠(飲み薬)など

一般的な治療としては、毎日通院して膣内洗浄と膣錠か膣坐薬の挿入をおこないます。

【膣錠、膣坐薬】⇒イミダゾール系の抗真菌薬を使用
・エンペシド膣錠
・フロリード
・アデスタンG100
・オキナゾールV100など

約1週間の治療を行って効果を判定、もし効果が不十分な場合は、追加治療も検討します。毎日の通院が困難な場合は、週1回の通院による膣内洗浄と膣錠か膣坐薬の挿入ですむ治療方法もあります。

治療効果は連日治療する方法のほうがやや優れています。これらの膣錠、膣坐薬による治療とともに、軟膏やクリーム(エンペシドクリーム、フロリードD、パラベールクリーム、アデスタンクリーム、オキナゾールクリームなど)を1日2〜3回患部に塗ります。

1〜2週間の治療により85〜95%は治るとされています。治療により、かゆみやおりものなどの症状がなくなれば治療終了となります。この場合、カンジダが完全に消失する場合もありますが、カンジダがなお少数存在しているケースも含まれています。

◆治りにくく、再発を繰り返す性器カンジダ症
 治療してもなかなか症状が改善されない場合や再発を繰り返す場合には、以下ポイントを考慮する必要があります。

1)治療薬の変更
カンジダには種類が何種類かあるので、再発を繰り返す場合は初回治療薬と異なる薬に変更してみることも必要です。

2)性器カンジダ症を引き起こす要因の除去
セックスパートナーの男性の陰茎に、抗真菌剤の塗布が有効なケースもあります。
抗生物質、ステロイド剤、ピル、糖尿病、通気性の悪い下着、刺激の強い洗浄剤の使用、膣洗浄器(ビデ)の使いすぎ、などの要因除去を検討します。

3)自己感染の防止
治療により膣内のカンジダが一時的に消失しても、自分の腸管などにもともと存在するカンジダが肛門から膣内に侵入という感染経路により、新たに膣へ感染することが再発の原因であるという説もあります。この場合、抗真菌薬の経口剤(ファンギゾン内服錠などの飲み薬)を服用します。

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◆男性の性器カンジダ症
男性の場合には性器にカンジダを保有していても、症状のでることは少ないといいます。(90%は症状がでない)

○症状がでるケース
包茎、糖尿病、ステロイド剤などが要因で、亀頭包皮炎になる場合があります。症状としては、亀頭や包皮に赤むけのような発疹があらわれ、かゆみや痛みを伴うこともあります。白い苔状のものが見られる場合もあります。軽い尿道炎をひきおこすこともあります。

検査は、亀頭冠状溝(通称カリと呼ばれる部分)あるいはその周囲を綿棒でこすって採取した検査物を培養します。しかし検査の信頼性は低く、感染していても陰性の結果になりやすいといいます。治療は性器を清潔に保ち、抗真菌薬の軟膏やクリームを塗ります。

>> 性器カンジダ症とは
>> 膣トリコモナス症とは
>> 亀頭包皮炎とは
>> 外陰炎とは
>> 細菌性膣症とは


抗生物質が効かない淋菌、クラミジア菌の出現

抗生物質を服用しても「風邪」は治らない!?というケースがあることをご存知ですか?
これは「耐性菌」の出現により現実におこっているのですが、近い将来にも「性病」が治らなくなる可能性もありえるのです!!

性病であるクラミジア感染や淋菌感染の治療には、通常抗生物質が使用されますが、この抗生物質が効かない耐性菌というものが最近次々と出現して、医学界でも大きな問題として取上げられてます。今回は抗生物質と耐性菌を話題をご紹介します。


◆抗生物質が細菌を退治するメカニズム

肺炎や肺結核、赤痢、コレラなどの病気は細菌が原因で発症しますが、その細菌を、殺したり増殖しないようにする薬が抗生物質です。抗生物質は細菌には効果がありますが、ウィルスに対しては効果をもちません。細菌とウィルスは、同種のものと誤解されがちですが実は全く違うものなのです。

【細菌とは】
細菌は1つの細胞からできており、別名バクテリアともいいます。人体に悪い働きをする細菌は「バイ菌」と呼ばれますが、ビフィズス菌のような良い働きをする細菌もあります。 細菌は毒を出すので、その毒の影響で細菌が付着した細胞が死にます。

【ウィルスとは】
ウィルスは細菌より体の構造が簡単で、細菌より小さく(10分の1〜100分の1)、はしかやインフルエンザなどの原因となります。ウィルスは付着した細胞の中に侵入して、その細胞の栄養やエネルギーを利用して増殖し、細胞内にウィルスが増殖、満杯になると、その細胞は死滅します。


○風邪の治療と抗生物質
風邪の原因の90%以上はウイルス感染によるものなので、抗生物質はほとんど効きません。風邪の時に病院で抗生物質を処方してもらうケースも多いと思いますが、何故、風邪に抗生物質が処方されるのでしょうか?

抗生物質が風邪に処方される主な理由として、

1)抗生物質を処方しておくと風邪がはやく治る気がする⇒錯覚?
(病院で患者側から処方してほしいという要請があるというような理由も報告されています。 )
2)抗生物質を処方しなかったため、肺炎になってしまったという事態を避ける


現在、抗生物質に肺炎などの感染症を予防する効果はなく、肺炎に感染して服用することで始めて効果が出るといいます。2004年11月に、呼吸器学会、日本小児呼吸器疾患学会、日本小児感染症学会が出した「呼吸器などの感染症に関するガイドライン」では「抗生物質は、風邪に直接効くのではなく、使っても有害無益である」という指摘もあります。単なる風邪の際に抗生物質を服用すると、抗生物質の効かない耐性菌を増やす原因となるため有害無益とガイドラインでも警告しています。

◆「耐性菌」とは?

最近ニュースなどで「院内感染」という言葉を耳にするこ機会が増えています。病院などで、抵抗力の落ちている患者さんや高齢者が、いろいろな感染症に感染するのが院内感染です。ニュースによくでてくるMRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)やMDRP(多剤耐性緑膿菌)は耐性菌の一種です。
これまで抗生物質により死滅したり増殖不能になっていた菌が、突然変異などで耐性(病原菌などが薬物に対して示す抵抗力)能力を取得し、その抗生物質の治療効果がなくなったものを耐性菌といいます。


◆耐性菌ができる原因

1)抗生物質の不適切な使用や濫用
抗生物質が有効でない最も典型的なケースは、前述した風邪の治療に抗生物質を使う場合です。感染症の治療に、「有効でない抗生物質」の使用や「投与期間が長すぎる or 少なすぎる」などの事例は、耐性菌をつくりだす原因となります。抗生物質の多量の使用は、細菌が薬に対して抵抗力を持つように進化していきます。抗生物質の濫用は、この耐性菌をつくりだす頻度をどんどん高めているのです。また、処方された抗生物質の服用を途中でやめたり中途半端な使用も、耐性菌をつくりだす原因となります。

2)家畜への抗生物質の多用
家畜に抗生物質を与えるのは治療・病気予防・成長促進のためです。家畜の胃腸の中で抗生物質が細菌を死滅させ、栄養の吸収を改善して成長が早まるといいます。 家畜に抗生物質を多用すると、家畜の体内で耐性菌が生まれ、それを充分に調理せずに食べた人間に耐性菌が感染する可能性もあります。


◆耐性菌の登場は淋菌の治療を困難にする!?

現在抗生物質はクラミジア、淋菌、梅毒などの性感染症の治療に多く使用されてます。淋菌の場合には特に耐性菌が生まれやすく、これまで使用していた抗生物質の効果がなくなってきています。

◆淋病の治療
淋病は、クラミジアとともに感染者の多い性感染症(STD)です。男性では主に尿道炎を起こし、放っておくと精巣上体などの炎症をおこして重症化します。女性では自覚症状がないケースが多いですが、子宮の入口部分の炎症(子宮頸管炎)で分泌物が増え、さらに進行すると骨盤内の腹膜炎など重症化する恐れがあります。以前治療はペニシリンが有効でしたが、耐性菌の出現で、ほぼ100%効かなくなってしまいました。代わりに使われたニューキノロン系の抗生物質も、この10年で耐性菌が増え、淋菌全体の80%に効果がなくなっています。飲み薬で唯一有効だったセフェム系の抗生物質も、この2〜3年で淋菌全体の50%が耐性菌になりました。

現在、淋病の治療に有効なのは、セフォジジムとスペクチノマイシンとセフトリアキソンの3種類の注射薬のみです。現在の治療法では、セフトリアキソンなどの注射薬を1回で十分な量を注射して菌を除去する方法が有効とされています。淋菌感染症の患者の2〜3割は治療途中で来院しなくなり、治療出来たかどうかの確認が困難なため、1回の注射で治療が完了する治療薬が望まれています。


抗生物質が効かない淋菌、クラミジア菌の出現

抗生物質を服用しても「風邪」は治らない!?というケースがあることをご存知ですか?
これは「耐性菌」の出現により現実におこっているのですが、近い将来にも「性病」が治らなくなる可能性もありえるのです!!

性病であるクラミジア感染や淋菌感染の治療には、通常抗生物質が使用されますが、この抗生物質が効かない耐性菌というものが最近次々と出現して、医学界でも大きな問題として取上げられてます。今回は抗生物質と耐性菌を話題をご紹介します。


◆抗生物質が細菌を退治するメカニズム

肺炎や肺結核、赤痢、コレラなどの病気は細菌が原因で発症しますが、その細菌を、殺したり増殖しないようにする薬が抗生物質です。抗生物質は細菌には効果がありますが、ウィルスに対しては効果をもちません。細菌とウィルスは、同種のものと誤解されがちですが実は全く違うものなのです。

【細菌とは】
細菌は1つの細胞からできており、別名バクテリアともいいます。人体に悪い働きをする細菌は「バイ菌」と呼ばれますが、ビフィズス菌のような良い働きをする細菌もあります。 細菌は毒を出すので、その毒の影響で細菌が付着した細胞が死にます。

【ウィルスとは】
ウィルスは細菌より体の構造が簡単で、細菌より小さく(10分の1〜100分の1)、はしかやインフルエンザなどの原因となります。ウィルスは付着した細胞の中に侵入して、その細胞の栄養やエネルギーを利用して増殖し、細胞内にウィルスが増殖、満杯になると、その細胞は死滅します。


○風邪の治療と抗生物質
風邪の原因の90%以上はウイルス感染によるものなので、抗生物質はほとんど効きません。風邪の時に病院で抗生物質を処方してもらうケースも多いと思いますが、何故、風邪に抗生物質が処方されるのでしょうか?

抗生物質が風邪に処方される主な理由として、

1)抗生物質を処方しておくと風邪がはやく治る気がする⇒錯覚?
(病院で患者側から処方してほしいという要請があるというような理由も報告されています。 )
2)抗生物質を処方しなかったため、肺炎になってしまったという事態を避ける


現在、抗生物質に肺炎などの感染症を予防する効果はなく、肺炎に感染して服用することで始めて効果が出るといいます。2004年11月に、呼吸器学会、日本小児呼吸器疾患学会、日本小児感染症学会が出した「呼吸器などの感染症に関するガイドライン」では「抗生物質は、風邪に直接効くのではなく、使っても有害無益である」という指摘もあります。単なる風邪の際に抗生物質を服用すると、抗生物質の効かない耐性菌を増やす原因となるため有害無益とガイドラインでも警告しています。

◆「耐性菌」とは?

最近ニュースなどで「院内感染」という言葉を耳にするこ機会が増えています。病院などで、抵抗力の落ちている患者さんや高齢者が、いろいろな感染症に感染するのが院内感染です。ニュースによくでてくるMRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)やMDRP(多剤耐性緑膿菌)は耐性菌の一種です。
これまで抗生物質により死滅したり増殖不能になっていた菌が、突然変異などで耐性(病原菌などが薬物に対して示す抵抗力)能力を取得し、その抗生物質の治療効果がなくなったものを耐性菌といいます。


◆耐性菌ができる原因

1)抗生物質の不適切な使用や濫用
抗生物質が有効でない最も典型的なケースは、前述した風邪の治療に抗生物質を使う場合です。感染症の治療に、「有効でない抗生物質」の使用や「投与期間が長すぎる or 少なすぎる」などの事例は、耐性菌をつくりだす原因となります。抗生物質の多量の使用は、細菌が薬に対して抵抗力を持つように進化していきます。抗生物質の濫用は、この耐性菌をつくりだす頻度をどんどん高めているのです。また、処方された抗生物質の服用を途中でやめたり中途半端な使用も、耐性菌をつくりだす原因となります。

2)家畜への抗生物質の多用
家畜に抗生物質を与えるのは治療・病気予防・成長促進のためです。家畜の胃腸の中で抗生物質が細菌を死滅させ、栄養の吸収を改善して成長が早まるといいます。 家畜に抗生物質を多用すると、家畜の体内で耐性菌が生まれ、それを充分に調理せずに食べた人間に耐性菌が感染する可能性もあります。


◆耐性菌の登場は淋菌の治療を困難にする!?

現在抗生物質はクラミジア、淋菌、梅毒などの性感染症の治療に多く使用されてます。淋菌の場合には特に耐性菌が生まれやすく、これまで使用していた抗生物質の効果がなくなってきています。

◆淋病の治療
淋病は、クラミジアとともに感染者の多い性感染症(STD)です。男性では主に尿道炎を起こし、放っておくと精巣上体などの炎症をおこして重症化します。女性では自覚症状がないケースが多いですが、子宮の入口部分の炎症(子宮頸管炎)で分泌物が増え、さらに進行すると骨盤内の腹膜炎など重症化する恐れがあります。以前治療はペニシリンが有効でしたが、耐性菌の出現で、ほぼ100%効かなくなってしまいました。代わりに使われたニューキノロン系の抗生物質も、この10年で耐性菌が増え、淋菌全体の80%に効果がなくなっています。飲み薬で唯一有効だったセフェム系の抗生物質も、この2〜3年で淋菌全体の50%が耐性菌になりました。

現在、淋病の治療に有効なのは、セフォジジムとスペクチノマイシンとセフトリアキソンの3種類の注射薬のみです。現在の治療法では、セフトリアキソンなどの注射薬を1回で十分な量を注射して菌を除去する方法が有効とされています。淋菌感染症の患者の2〜3割は治療途中で来院しなくなり、治療出来たかどうかの確認が困難なため、1回の注射で治療が完了する治療薬が望まれています。


エイズ治療の最近の動向

エイズウイルスに感染してもエイズが発症しなければ死亡しません。いずれにせよ、HIV感染の早期発見は、症状の発症を遅らせ早期治療に結びつきます。そして、症状が重くなることを防止してくれるのです。

したがって、 『エイズウイルスに感染しても、リンパ球の数が一定のレベルより減少せず(ウイルスの増殖をある程度抑えられ)、免疫力が低下しなければ、エイズの発症もなく死に至らない」 ということがいえるわけです。

今現在行われている「エイズの治療」はまさにそれを目標にしているのです。

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エイズの治療については、さまざまな研究がなされています。
ただ、残念ながらエイズウイルスを完全に駆逐する治療はまだ開発されていません。しかし、エイズウイルスの増殖を抑え、エイズを発症しないようにする治療が確立されつつあります。その治療法について説明します。

(1) まず、どこで治療を行うかが重要です。やはり、エイズの治療経験の豊富な病院で診 てもらうのが一番だと思います。 国立国際医療センターを頂点とする、ブロック拠点病院 などで治療されることをお勧めします。

(2) エイズウイルス感染者の治療の開始時期についてですが、エイズウイルスに感染しているからと言って、すぐに治療は開始されません。リンパ球数(CD4陽性リンパ球)が一定の数量未満になった場合が、治療開始の時期とされています。リンパ球数の数が低下するまでに治療を始めればと思うのですが、「治療効果」と治療を始めることにより起こる「副作用」などとのバランスにより考えられているようです。

(3) 治療は標準的に多剤併用療法( HAART)という治療が行われます。服薬による治療で、日本では10数種類の薬剤が認可されており、その組み合わせ(主な組み合わせは5種類)により数種類の薬を服薬します。治療効果の測定や、副作用についても確認しながら薬剤の変更についても検討されます。また、初回の治療をどのように行うかも重要なようです。薬剤の決定については、患者と十分に相談した上で決められます。

以上が、エイズの治療についてのおおまかな内容です。この内容だけを見ると薬を飲み続ければいいわけで簡単なようにも感じられますが、いろいろな弊害もあります。

● 継続して服用すること
この治療において重要なことは、服薬を継続することです。服薬率が 90%に下がれば、治療効果が無効になる確率も高くなってきます。飲み忘れ、多忙、旅行、無気力、副作用などの理由により服薬を怠ることがないように注意して生活しなければなりません。1日5錠〜20錠前後の薬を1日1〜3回、飲む時間を定めて続けることが必要です。

●  副作用について
数種類の薬を服薬しますが、それぞれの薬剤により、血液・代謝・精神・神経・胃腸・皮膚などに副作用が出る場合があります。いずれの薬の組み合わせでも、 40%前後で副作用が出るというデータがあります。患者の臨床症状なども考慮して薬剤は選ばれます。

●  経済的負担
HIV感染症 /エイズは国が医療費を援助する更生医療給付の対象になっており、保険診療での自己負担分の医療費が軽減されます。国の負担を含めた総額の医療費は、一人のエイズウイルス感染者が生存し続けるのに、1億円かかるとも言われています。医療費の問題は国としても大変重要なのです。

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引用文献; 財団法人エイズ予防財団 「抗 HIV治療ガイドライン 2004年3月版」


エイズ治療の最近の動向

エイズウイルスに感染してもエイズが発症しなければ死亡しません。いずれにせよ、HIV感染の早期発見は、症状の発症を遅らせ早期治療に結びつきます。そして、症状が重くなることを防止してくれるのです。

したがって、 『エイズウイルスに感染しても、リンパ球の数が一定のレベルより減少せず(ウイルスの増殖をある程度抑えられ)、免疫力が低下しなければ、エイズの発症もなく死に至らない」 ということがいえるわけです。

今現在行われている「エイズの治療」はまさにそれを目標にしているのです。

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エイズの治療については、さまざまな研究がなされています。
ただ、残念ながらエイズウイルスを完全に駆逐する治療はまだ開発されていません。しかし、エイズウイルスの増殖を抑え、エイズを発症しないようにする治療が確立されつつあります。その治療法について説明します。

(1) まず、どこで治療を行うかが重要です。やはり、エイズの治療経験の豊富な病院で診 てもらうのが一番だと思います。 国立国際医療センターを頂点とする、ブロック拠点病院 などで治療されることをお勧めします。

(2) エイズウイルス感染者の治療の開始時期についてですが、エイズウイルスに感染しているからと言って、すぐに治療は開始されません。リンパ球数(CD4陽性リンパ球)が一定の数量未満になった場合が、治療開始の時期とされています。リンパ球数の数が低下するまでに治療を始めればと思うのですが、「治療効果」と治療を始めることにより起こる「副作用」などとのバランスにより考えられているようです。

(3) 治療は標準的に多剤併用療法( HAART)という治療が行われます。服薬による治療で、日本では10数種類の薬剤が認可されており、その組み合わせ(主な組み合わせは5種類)により数種類の薬を服薬します。治療効果の測定や、副作用についても確認しながら薬剤の変更についても検討されます。また、初回の治療をどのように行うかも重要なようです。薬剤の決定については、患者と十分に相談した上で決められます。

以上が、エイズの治療についてのおおまかな内容です。この内容だけを見ると薬を飲み続ければいいわけで簡単なようにも感じられますが、いろいろな弊害もあります。

● 継続して服用すること
この治療において重要なことは、服薬を継続することです。服薬率が 90%に下がれば、治療効果が無効になる確率も高くなってきます。飲み忘れ、多忙、旅行、無気力、副作用などの理由により服薬を怠ることがないように注意して生活しなければなりません。1日5錠〜20錠前後の薬を1日1〜3回、飲む時間を定めて続けることが必要です。

●  副作用について
数種類の薬を服薬しますが、それぞれの薬剤により、血液・代謝・精神・神経・胃腸・皮膚などに副作用が出る場合があります。いずれの薬の組み合わせでも、 40%前後で副作用が出るというデータがあります。患者の臨床症状なども考慮して薬剤は選ばれます。

●  経済的負担
HIV感染症 /エイズは国が医療費を援助する更生医療給付の対象になっており、保険診療での自己負担分の医療費が軽減されます。国の負担を含めた総額の医療費は、一人のエイズウイルス感染者が生存し続けるのに、1億円かかるとも言われています。医療費の問題は国としても大変重要なのです。

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引用文献; 財団法人エイズ予防財団 「抗 HIV治療ガイドライン 2004年3月版」



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