クラミジア・性病の症状、検査、治療について解説。クラミジアが最近激増しています。性病の悩みQ&A、性病掲示板も併設。あなたのクラミジア・性病の症状の不安を解消して、予防・対策にお役立てください。

抗生物質が効かない淋菌、クラミジア菌の出現

抗生物質を服用しても「風邪」は治らない!?というケースがあることをご存知ですか?
これは「耐性菌」の出現により現実におこっているのですが、近い将来にも「性病」が治らなくなる可能性もありえるのです!!

性病であるクラミジア感染や淋菌感染の治療には、通常抗生物質が使用されますが、この抗生物質が効かない耐性菌というものが最近次々と出現して、医学界でも大きな問題として取上げられてます。今回は抗生物質と耐性菌を話題をご紹介します。


◆抗生物質が細菌を退治するメカニズム

肺炎や肺結核、赤痢、コレラなどの病気は細菌が原因で発症しますが、その細菌を、殺したり増殖しないようにする薬が抗生物質です。抗生物質は細菌には効果がありますが、ウィルスに対しては効果をもちません。細菌とウィルスは、同種のものと誤解されがちですが実は全く違うものなのです。

【細菌とは】
細菌は1つの細胞からできており、別名バクテリアともいいます。人体に悪い働きをする細菌は「バイ菌」と呼ばれますが、ビフィズス菌のような良い働きをする細菌もあります。 細菌は毒を出すので、その毒の影響で細菌が付着した細胞が死にます。

【ウィルスとは】
ウィルスは細菌より体の構造が簡単で、細菌より小さく(10分の1〜100分の1)、はしかやインフルエンザなどの原因となります。ウィルスは付着した細胞の中に侵入して、その細胞の栄養やエネルギーを利用して増殖し、細胞内にウィルスが増殖、満杯になると、その細胞は死滅します。


○風邪の治療と抗生物質
風邪の原因の90%以上はウイルス感染によるものなので、抗生物質はほとんど効きません。風邪の時に病院で抗生物質を処方してもらうケースも多いと思いますが、何故、風邪に抗生物質が処方されるのでしょうか?

抗生物質が風邪に処方される主な理由として、

1)抗生物質を処方しておくと風邪がはやく治る気がする⇒錯覚?
(病院で患者側から処方してほしいという要請があるというような理由も報告されています。 )
2)抗生物質を処方しなかったため、肺炎になってしまったという事態を避ける


現在、抗生物質に肺炎などの感染症を予防する効果はなく、肺炎に感染して服用することで始めて効果が出るといいます。2004年11月に、呼吸器学会、日本小児呼吸器疾患学会、日本小児感染症学会が出した「呼吸器などの感染症に関するガイドライン」では「抗生物質は、風邪に直接効くのではなく、使っても有害無益である」という指摘もあります。単なる風邪の際に抗生物質を服用すると、抗生物質の効かない耐性菌を増やす原因となるため有害無益とガイドラインでも警告しています。

◆「耐性菌」とは?

最近ニュースなどで「院内感染」という言葉を耳にするこ機会が増えています。病院などで、抵抗力の落ちている患者さんや高齢者が、いろいろな感染症に感染するのが院内感染です。ニュースによくでてくるMRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)やMDRP(多剤耐性緑膿菌)は耐性菌の一種です。
これまで抗生物質により死滅したり増殖不能になっていた菌が、突然変異などで耐性(病原菌などが薬物に対して示す抵抗力)能力を取得し、その抗生物質の治療効果がなくなったものを耐性菌といいます。


◆耐性菌ができる原因

1)抗生物質の不適切な使用や濫用
抗生物質が有効でない最も典型的なケースは、前述した風邪の治療に抗生物質を使う場合です。感染症の治療に、「有効でない抗生物質」の使用や「投与期間が長すぎる or 少なすぎる」などの事例は、耐性菌をつくりだす原因となります。抗生物質の多量の使用は、細菌が薬に対して抵抗力を持つように進化していきます。抗生物質の濫用は、この耐性菌をつくりだす頻度をどんどん高めているのです。また、処方された抗生物質の服用を途中でやめたり中途半端な使用も、耐性菌をつくりだす原因となります。

2)家畜への抗生物質の多用
家畜に抗生物質を与えるのは治療・病気予防・成長促進のためです。家畜の胃腸の中で抗生物質が細菌を死滅させ、栄養の吸収を改善して成長が早まるといいます。 家畜に抗生物質を多用すると、家畜の体内で耐性菌が生まれ、それを充分に調理せずに食べた人間に耐性菌が感染する可能性もあります。


◆耐性菌の登場は淋菌の治療を困難にする!?

現在抗生物質はクラミジア、淋菌、梅毒などの性感染症の治療に多く使用されてます。淋菌の場合には特に耐性菌が生まれやすく、これまで使用していた抗生物質の効果がなくなってきています。

◆淋病の治療
淋病は、クラミジアとともに感染者の多い性感染症(STD)です。男性では主に尿道炎を起こし、放っておくと精巣上体などの炎症をおこして重症化します。女性では自覚症状がないケースが多いですが、子宮の入口部分の炎症(子宮頸管炎)で分泌物が増え、さらに進行すると骨盤内の腹膜炎など重症化する恐れがあります。以前治療はペニシリンが有効でしたが、耐性菌の出現で、ほぼ100%効かなくなってしまいました。代わりに使われたニューキノロン系の抗生物質も、この10年で耐性菌が増え、淋菌全体の80%に効果がなくなっています。飲み薬で唯一有効だったセフェム系の抗生物質も、この2〜3年で淋菌全体の50%が耐性菌になりました。

現在、淋病の治療に有効なのは、セフォジジムとスペクチノマイシンとセフトリアキソンの3種類の注射薬のみです。現在の治療法では、セフトリアキソンなどの注射薬を1回で十分な量を注射して菌を除去する方法が有効とされています。淋菌感染症の患者の2〜3割は治療途中で来院しなくなり、治療出来たかどうかの確認が困難なため、1回の注射で治療が完了する治療薬が望まれています。


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