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セックス以外でエイズは感染する?

日常生活の中でのHIV(エイズウイルス)感染について当サイトでも多くの質問があります。性行為以外にも、母子感染や輸血による感染、薬害エイズなどのケースがありますが、今回はそれ以外の日常生活での感染のケースについて解説します。

◆HIVが感染する条件とは
通常は、血液、精液、膣分泌液の3つが感染源です。HIVはもともと人間の体内に存在するものではないので、感染している人の血液、精液、膣分泌液への接触がなけれなければ感染しません。

HIVは感染している人の体液に含まれ、人に感染させるだけの量のHIVが含まれているのは、血液、精液、膣分泌液、および母乳の4つです。、人間の皮膚は通常、身体を守るバリアや鎧(よろい)のような役割を果たしており、健康な皮膚に、HIVを含む血液が多少付着した程度では感染しません。性行為の時のコンドームは、接触する粘膜部分にバリアをかける意味をもちます。
(注;母乳では、赤ちゃんの場合身体の免疫機能がまだ充分発達していないので、(主食として)大量に飲むため、感染源となります)

大きな傷口や粘膜(男性の尿道口周辺、女性の膣周辺、口の中、肛門や直腸の粘膜など)には、皮膚というバリアがないため、HIVが感染しやすくなります。

◆セックス以外での感染
HIVには強い感染力はなく、空気中、水中や食べ物の中などで生存できません。要するに、通常の生活の中では知らない間にHIVに感染することはありません。また、HIVは体液でも汗や唾液にはごく少量しか含まれていないので、そこから感染することはありません。

しかし、感染者の血液、精液、膣分泌液に大量に含まれますので体液がセックスなどの密接な接触により傷口や粘膜から感染します。

◆髭剃り、トイレやお風呂は大丈夫?
日常では、知らないあいだに他人が使ったものを後から使う場合や他人と同じものを共有するケースもあります。以下気をつけないといけないことやどういう場合にHIV感染の可能性があるか事例を具体的に紹介します。

1)歯ブラシやひげそり
使用する前に明らかに血液などの体液が付着していない限りHIVに感染する可能性はありません。
しかし、歯ブラシやひげそりを共用する場合は血液が付着してないか注意が必要です。ただし、血液がつくかもしれないものはHIV以外にも感染症の恐れがありますので、共用しない方が無難でしょう。

2)トイレ
トイレで用を足した際のはね返りのしぶきが性器の粘膜にあたっても、HIVは水洗の水で薄まっており感染力がありませんので心配ありません。

トイレの便座を共用し、便座に血液、精液、膣分泌液が乾燥してない状態で付着して、なおかつ便座に座ったときにその体液が傷口に接触しない限りは感染する可能性はないです。
(※大量にそのようなものが付着していたら便座に座ることは通常ないと考えられます。)

3)お風呂やプール
HIVは人の細胞の中でしか生きていけません。HIVは感染力が弱いので、大量の水に溶け込んで感染力を保持することは不可能です。したがって、お湯や水で薄まってしまい感染することはないです。

4)洗濯
大量に血液・精液・膣分泌液などが付着している衣類は塩素系漂白剤を使えば大丈夫です。HIV感染者の血液などが付着している衣類を洗濯機で洗っても、大量の水を使いますので感染はありません。

5)スポーツ
HIV感染者とスポーツをすることがあっても汗などから感染することはないです。
ただし、格闘技などの激しいスポーツで感染者が出血、その血液が傷口や目や口の中の粘膜に付着したり、大量に血液を浴びることがあれば感染する可能性があります。その場合は、しっかり止血して、競技することが重要です。

6)食べ物、飲み物
唾液にはHIVウィルスはごく少量しか含まれていません。したがって、同じコップで回し飲みをしたり、お皿のものを食べても、感染することはありません。

7)蚊
HIVは蚊の体内の消化液により感染力を失います。したがって、蚊にさされても感染しません。
(注;仮に感染力があっても蚊の体内の血液は微量のため感染させる量が足りません。参考として日本脳炎やマラリアなどは蚊の体内で大量に増殖するため、蚊による感染があります。)

8)ピアス
医療機関で使用するピアスの穴開け機などの器具の場合は消毒済みで、針は使い捨てのものが使われていますので、感染する可能性はないです。しかし、医療機関以外で消毒されてない穴開け機や針を使いまわしした場合は感染の恐れがあります。

お店などでピアスを試着する場合、ピアス自体に明らかに血液などが付着してなければ感染はありません。(汗も感染しません)

9)タトゥー(刺青)
使用する用具を次の客にそのまま使うことなく確実に消毒されているか、または使い捨ての用具を使用していれば感染することはありません。用具の消毒が行われてない場合、感染の可能性があります。必ず確認してください。
(注;消毒してない場合HIVだけでなくB型肝炎やC型肝炎などの感染のリスクもあります)

10)麻薬
注射針の使いまわしは感染の可能性が高いです。
(注;麻薬による興奮作用などで判断力が鈍ると、コンドームを使用せず感染の危険性のあるセックスを行いますので大変危険です)

12)理髪店、美容院や鍼灸院など
理髪店や美容院などでは、他人の血液が明らかに付着しているかみそりを次の人に使用することはありえないでしょう。(注;法律で用具などの消毒について義務づけられてます)
鍼灸院も同様、鍼(はり)などの用具や手指の消毒は法律で義務づけられています。
(最近は使い捨ての用具を使用するところもあります)


最近日本でもHIV感染者がだんだん増加していますが、HIVに感染する機会は実は非常に限られています。いたずらに怖がることなく、基本を理解して「どうすれば感染するのか」ということを把握して、「どうすれば予防できるか」を常に判断できるようになることが大切です。


◆症状から病名を探す
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自分だけは「絶対大丈夫!」なんて思っていませんか??
しかし思わぬところで感染しているかもしれませんよ?さあ、「症状から病名をチェック」で確認を!!



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